自分らしく生きるとは~あなたは何のマニアですか?

こんにちは、ヘレンです。


美しくも深い物語の世界へ
あなたをいざなう

「宝塚ヘレン劇場」へ

ようこそ



結婚して、夫と一緒に住み始めてから半年経ち、
先日、ふと夫からこんなことを言われました。


君が、ヅカファンだというのは
結婚前から知っていたが、

こんなに歴史マニアだとは
思わなかった、と。


しかも普通、いわゆる歴女(れきじょ)
と言ったら、

戦国武将マニアとか、
幕末の維新志士や新選組ファンという
人が多いのに、


君は、

邪馬台国の政治体制やら、
大化の改新の黒幕は誰かとか、
天武天皇が政権を取った秘訣は何かとか

マニアックなところばっかり
興味をもっている。



そう言われて、
私は夫にこう聞きました。


「えっ!?

あなたは邪馬台国に
興味をもっていないの?」

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夫は、呆れて返事はしてくれませんでしたが、
夫に言われて初めて気付きました。

他の多くの人が、
それほど邪馬台国に興味を持っていないことを。


1.邪馬台国を知りたいと思った少女


あれは、私が小学1年生くらいの時です。

当時、長崎に住んでいた私は
両親に連れられて、


佐賀県の吉野ケ里遺跡に行きました。


少し前の歴史ブームで吉野ケ里遺跡も少しは
観光地らしく整備されたようですが、


30年以上も前は、

何もない、だだっ広い赤土の広場に
時折、穴が掘ってあるだけでした。


でも、それは私を興奮させるには十分でした。


今は何もないここに、昔々街があったのだ。
しかもここが権力の中心だったんだ。


同じくらいのタイミングで、親戚から

「日本の歴史」という20巻くらいの
児童向けマンガ本をもらったので、

私はそれを読み漁りました。


その本の中に書かれてありました。

邪馬台国が一体どこにあったのかが
まだ解明されていない、と。



私は今でもはっきりとあの時のことを
覚えています。

そして、こう、心に誓ったことを。


「私が死ぬまでに必ず
邪馬台国の場所を突き止める」と。



私はそれ以来、近所の小さい図書館に行っては
歴史の本をよく読んでいました。


それが功を奏してか、
私は高校生の時、日本史と古文の成績は
学年トップクラスでした。


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2.文系はダサい


しかし、私はここから、
道をずれてしまいます。


その高校は、地元でも有数の進学校で、
特に理系に力を入れている学校でした。


そのため、

理系は素晴らしい、
文系はダサい、

という風潮がありました。


私は本当は文系に進みたい、
考古学者になりたい、

そう思いながら、
私は大学の理系の学部に進学しました。


そして、その学部は、
大学院に行ってこそ、一人前だ、
という風潮があったため、


私は大学院に行くことにしました。

もちろん歴史専攻ではありません。
化学を専攻していました。



私は何度も自己矛盾を感じました。

私は化学なんて好きじゃない。


にもかかわらず、

その研究室では、
製薬企業の研究員になることこそ、
成功者である


というような風潮があり、


私は、狭き門をかいくぐって、
製薬企業の研究職に就くことができました。


世間的には、成功者です。


でも私はわかっていました。
本当に私がやりたいのはこれじゃない。


同じ職場にいるのは、
研究オタクと呼べるような

化学研究大好き人間ばかり。


ここで成功するには、
化学の研究を好きにならなければならないんだ。

でも私は好きではない。


私は、全く成果を出せず、
自ら、「研究者」というステータスを手放し、

別の部署に異動しました。



私は、もう成功者ではない。

私にはもう
他人に誇れるようなステータスはない。



そう思っていた私を救ってくれたのは
宝塚歌劇でした。


2017年花組公演、

私が心から尊敬する
明日海りお(あすみりお)さん主演の


その名も、


「邪馬台国の風」



明日海りおさんはじめ、
花組の皆さんは
とても素晴らしい演技でしたが、、


正直、ストーリーは駄作でした。



でも、それでも、
私の邪馬台国への情熱を
思い出させるのに十分でした。


私はそれ以来、インターネットで

邪馬台国や
倭国連合国、

邪馬台国の敵国である、
狗奴国(くなこく)について


調べ始めました。



とても楽しくて
たまりませんでした。


それはまるで、
小学生の頃に戻ったかのようでした。



3.2000年前の出来事に物申す


最近の私の趣味は、
いろんな歴史研究家の持論を
YouTubeで聞くことです。


洗濯しながら、
掃除しながら、
皿洗いしながら、
夜寝る前、


私は暇さえあれば、
いろんな人の動画を見ました。


動画を見ながら、私は、


いや、それは違うだろう、
おお!そういう捉え方もあるのか


と独り言を言っています。


それを何度も目撃した夫が、
たまりかねて言ったのが冒頭の言葉です。


君がこんなに歴史マニアだとは
思わなかった、と。



恐る恐る、私は

邪馬台国に関する持論を
夫に話しました。


夫は、こう言いました。


君は、2000年以上も前の
出来事に対して、物申す趣味があるんだね。


でも、君が楽しいなら、
好きなだけ邪馬台国を
勉強したらいいと思うよ。



4.自分らしく生きるとは?



私は子供の頃の夢を少しずつ
叶えています。


それは、決して、
今の仕事を辞めて
考古学者に華麗な転身をするという
事ではありません。


もっと根本的なことです。



私の夢は、
「邪馬台国の場所を突き止める」
というものです。


決して、
「考古学者や歴史研究家になる」
ではありません。



歴史研究家のYouTubeで
邪馬台国について調べる


これだって、十分、
私の夢に近づいていることになります。



よく世間では、
自分らしい生き方をしよう、
ということが言われますが、

「自分らしい生き方」とは何でしょうか?


会社を辞めて
自分のなりたい仕事をする

ということが、
自分らしい生き方でしょうか?


違います。


大それたことをするのが
「自分らしさ」ではなく、



自分の時間を
自分の好きなことに使う


これが「自分らしく生きる」
ということだと思います。



考古学者でも歴史研究家でもない、
ただの歴史マニアであるヘレンが書いた

歴史の真実を妄想する物語シリーズ、
読んでみてください。

大奥は女の園だと思い込んでいませんか?
それは刷り込みかもしれません。


桃太郎は「善」で、鬼は「悪」は刷り込みか!?


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