物語を書く~忘れていた自分の「好きなこと」を思い出す

こんにちは、
なりきり男役研究家のヘレンです。


美しくも深い宝塚の世界へ
あなたをいざなう

「宝塚ヘレン劇場」へ

ようこそ



私はこのブログで新たな試みをしようと思っています。


読んでほっこりする、
しかもちょっと考えさせられるような

「物語」

を書くことです。

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それは私が子供のころ、
好きで、よくしていたけど

成長するにつれて
だんだん忘れていったことでした。


そして、今、30年の時を経て
ふとしたことで、

自分の「好き」を思い出しました。



今日はそれについてお話しします。



1.小学生にして本を売る


私は子供のころから物語を作るのが大好きでした。


はじめのうちは、空想で物語を作り、
妹たちに聞かせていましたが、

次第に人形劇をしたくなりました。


しかし、父に
「ぬいぐるみを買って!」
とお願いしても

なかなかたくさんは買ってもらえず、


厚紙を切って、自分で人形や舞台セットを作り
人形劇をするようになりました。


観客は、妹や祖母。


仕事で忙しい父と母は私の物語をなかなか
見てくれなかったので、


私は物語を書いた紙を冊子にし、
980円という値段をつけて

母に売りに行きました。


今思えば、小学生で本を書いて
980円で売るというのは

なかなか商魂たくましいなと思いますが、


本にすれば、

忙しい母も仕事の合間に
読んでくれるのではないかという

子どもなりの一生懸命な考えでした。


父はその本も読んでくれなかったので、

そうだ!
映画を作って夕食の時間に流せば
お父さんも私の物語を見てくれるのでは!


と思い、
映画の脚本を書き、


父が持っていた8ミリビデオを借りて
当時持っていたぬいぐるみをかき集めて

映画を撮りました。


今はスマホで簡単に、
しかも無料で動画を撮れますが、

当時高額だった8ミリビデオを
父がよく貸してくれたなと
ありがたく思います。



当時、主に書いていたのは、
日本昔話に出てきそうな


「昔々あるところに」


から始まる物語です。



これは私は小学生の時、
よく妹に語っていた人形劇です。



ぬいぐるみや動物の置物などを使って
人形劇をしている小学生の姿を思い浮かべながら

お楽しみください。


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2.地獄は極楽


昔々、あるところに
悪いことをして死んだ男がいました。


男は当然、地獄に行きました。


「やっぱり俺は地獄行きか、、
もっと良いことをすればよかったな、、」

男は生きている間、悪いことをした自分を恨み、
落ち込んでいると、

怖い形相の鬼が来ました。


鬼は男に言います。
「あの煮立った熱い窯の中に入れ!」


煮え湯地獄です。


俺はこれからずっとあの煮え湯の中で
苦しみ続けるのか。


男はハラハラと泣きました。


しかし、鬼はそんなことお構いなしです。

鬼は男を持ち上げると、
煮え湯の中に放り込みました。




ギャー!!



投げ込まれた男は
叫びましたが、


すぐに我に返りました。


あれ?
熱くない。

いや、熱いが、
ちょうどよい湯加減だ。

男は不思議に思いました。



次に鬼は、
男を針山地獄に連れていきました。


そこは、無数の針の刺さった山で、

歩く度に足の裏が針に刺さり、
血を出しながら、

それでも歩き続けなければならない

という山です。



男は高くそびえたつ針山を見て、
恐怖で声も出ません。


俺は生きている間、
もっと良いことをすればよかった。

俺はこれまでなんてことをしてしまったのか。
男はこれまでの人生を後悔しました。


鬼は、
恐怖におののく男を
ひょいと持ち上げ、


針山の中に放り込みました。


男の背中に無数の針が刺さり、


ギャー


痛みのあまり、
男は叫びましたが、

次の瞬間我に返りました。


あれ?
肩のコリが治っている。

不思議に思い、
男は立ち上がりました。


ギャー


痛みのあまり、
男は再び叫びました。


しかし、
次の瞬間、我に返りました。


あれ、
全身の痛みが消えている。


足のツボに刺さった無数の針が
男の全身の痛みを治してしまいました。



これはどういうことなんだ!?
男は鬼に尋ねました。


鬼は答えました。


これが地獄だ。


昔、地獄を見て、
逃げ帰った人間がいた。


煮え湯地獄と針山地獄を見た人間が、
勘違いをして、

シャバの世界で、


地獄は恐ろしいところだと
広めた。


その人間は
煮え湯地獄も針山地獄も
体験していないにも関わらずだ。



死んだ後、苦しみなどない。


シャバの世界で汚れた身体を
煮えた湯で清め、

シャバの世界でゆがんだ身体を
針山で整えるだけだ。


男は鬼にお願いしました。
もう一度、煮え湯地獄に入きたい。


男は煮え湯地獄に入って言いました。

「ここは極楽じゃ~」



3.思い出した自分の「好き」


こんな物語を妹たちに語って
喜んでもらっていました。



しかし、私は中学、高校と、
成長するにつれ、

学校の宿題や習い事で忙しく、


物語を作らなくなりました。



しかし、私は30年ぶりに
物語を書くことを思い出しました。


今年結婚した夫が、
たくさんのぬいぐるみをもっていたのです。


はじめ、私はそれを邪魔だと思っていたのですが、
私はふと、そのぬいぐるみを手に取り、

夫に人形劇を始めました。


夫には笑われましたが、
私は楽しくて仕方ありません。


毎日、ぬいぐるみで夫に
話しかけるようになりました。


そして、私は思い出しました。

私は物語を作るのが好きだったことに。



子供のころに遊んでいたように
私はこのブログで、


ほっこりするような
しかも、ちょっと考えさせるような物語を

書いていこうと思います。


最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。


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