こんにちは、憑依型女優のヘレンです。
宝塚歌劇に興味はあるけど、
今一歩踏み出せずにいるあなたを
深い沼に引きずり込む、、
もとい、、
美しくも深い宝塚の世界へ
あなたをいざなう
「宝塚ヘレン劇場」へ
ようこそ
私は2019年の5月に
上司からの卑劣な
パワハラ&モラハラにより
一度死にました。
少し重たい話題ですが、
1年弱経って、
やっと、
話せるようになりました。
あの時、私が
ウツ状態になったにも関わらず、
わずかな期間で
速やかに社会復帰し、
今こうやって元気に、
仲間と楽しく生きていられるのは
紛れもない、
宝塚のおかげなんです。
今日は、そんな話をさせてください。
1. 上司のネチっこいパワハラ
半年以上、
私は上司からのパワハラ&モラハラを
受け続けていました。
出社してパソコンを開けると、
目の前に座っている上司から
チャットが飛んできます。
ひたすら私を誹謗中傷する
チャットです。
私が仕事をしていると
不定期で、そんな誹謗中傷の
チャットが飛んできて、
そのたびに私は
仕事が中断されました。
またある時は、
とある案件の承認申請をしたところ、
瞬殺で差し戻され、
どこが悪いの尋ねても
「君には頭はないのか??」
と言って修正点も示してもらえず、
仕方ないので、
これでもかというくらい調べ上げ、
文句のつけようのない完璧な状態に修正し、
16時頃に、再度提出すると、
今何時だと思っているんだ?
俺はもう帰る。
こんな時間に提出するなんて
失礼にもほどがあると
怒鳴りだす始末。
16時ですよ!?
今思えば、おかしな話です。
上司のさらに上の職位に相談しても
君のコミュニケーションが悪いからだ、
と言って相手にしてもらえず、
さらには、
期末評価を下げられ、
ボーナス査定も一番下につけられ。
それでも何とか、
歯を食いしばって
頑張っていました。
他にも卑劣なパワハラを受けましたが
なぜか今、記憶から引っ張り出せません。
おそらく私の記憶の中で
封印してしまっているんだと思います。
そんな日々の中、
身体からたくさんの危険信号が出て、
生きる意欲がドンドン落ちていきました。
まず十分な食事ができなくなり、
明らかにやつれていきました。
毎朝、必ずめまいがして、
ベットから起きると
頭がフラフラしていました。
会社に向かう途中、何度も
「このまま事故に遭えばいい」と
思っていました。
自分の悲壮な顔を見るのがイヤで
鏡を見れなくなりました。
それでも自分にムチ打って
出社していました。
2. ウツ診断
そして、ある日の朝、
私は、ベットから
起きれなくなりました。
今でもはっきり覚えています。
あれは、
2019年5月31日
雪組大劇場公演
壬生義士伝(みぶぎしでん)の
初日でした。
朝目覚めて、
私はあることに気づきました。
身体が動かない。
ぼんやりとした思考だけが
ぐるぐると回っていました。
私はこのまま
死ぬんだろうか、、、
家族や友人は悲しむかもしれないけど
死ねば、
もうあの上司から
パワハラを受けることはない。
死ねば
私は、あの地獄から
解放される。
死ねば、
私は自由になれる、、
ベットから起きれない状態で
どうすれば楽になるのだろうか
とばかり考えていました。
でも不思議と、
実際に死ぬ行動に移ろうとは
全く思えませんでした。
それはなぜか、
ぼんやりとした頭で
唯一はっきりと思っていたこと、
それは、
今日が、
雪組公演「壬生義士伝」の初日であり、
私は来週末のチケットを持っている
ということでした。
事故に遭ってこのまま死にたい、
高熱が出て
このまま動かなくなればいいのに、
と何度も何度も思ったのに
その想いを上回るものが
私の命をこの世に留めていました。
それが、
「来週の宝塚のチケットを持っている」
ということでした。
死にたい、
でもこのまま死んだら、
この公演を観れない、
丸一日こんな葛藤を続け、
夜が来て、
そしてまた朝が来ました。
病院に行こう。
何を思ったか、
私は精神科に行きました。
案の定、
「ウツです」
と診断され、薬を処方されました。
私は、以前、
脳卒中の医薬品の研究をしていたことがあり、
脳関門を通過する化学物質が
どのような作用を示し、
身体にどんな影響を与えるのか
よく知っていました。
なので、処方された薬を見て
怯えました。
なんで私はこんなモノを
手にしているのだろう、、
もちろん飲むことなんて
できませんでした。
翌週から
何とか会社に行っていましたが
パワハラが収まることはありませんでした。
そして、
私は心を閉ざそうと決めました。
自分の命を守るためには
それしか方法を思いつきませんでした。
そういう意味で、
私は2019年5月31日に
一度死んだのです。
3. 命をつないだ宝塚
事実上、ウツ状態で
ほとんど死んだように生きていた、
2019年6月は
私の大好きな雪組公演期間中でした。
私は運よくも
多くのチケットを確保しており、
ほぼ毎週観劇できました。
平日はウツで
ほとんどゾンビ状態でしたが、
週末毎に大劇場に行き、
心にエナジーをチャージし、
一週間、
そしてまた一週間と
何とか命をつないでいました。
いや、もっと正確に言うと、
次のチケットがあるから
それまでは生きよう
ただそれを糧に生きていました。
4. 転職し、魂復活
そして、雪組公演も終盤になったころ、
死ぬ前に転職活動をしてみよう、
私が本当に無能なのか、
そうでないのか確認をしよう、
そう思い立ち、
転職エージェントに相談すると、
大量の求人情報を提示され、
条件の良いところを数社選んで
書類を提出すると
いずれも、ものの数時間で書類選考通過、
すぐに1次面接、
最終面接、
そしてわずか2週間ほどで
名だたる超大手のグローバル企業3社から
内定をいただく
という、ありがたい状態になっていました。
何だ、私は無能じゃなかったんだ。
死ななくてよかった。
今思えばそんなハラスメントごときで
死ぬとか生きるとか大げさな、
と思うのですが、その当時は
生死に関わる大問題でした。
一度はウツ診断された私が
わずか1か月で復活し、
転職もできたのは
生きる希望を与えてくれた
宝塚のおかげだなと
心から思っています。
次回の観劇予定がある、
それが私の命を繋いでくれました。
宝塚のチケットは
2階席後方のB席なら3500円です。
3500円で私は救われました。
命を繋ぐチケットは
まさに我々の生きる糧であり、
チケット代は生きるための必要経費、
私はそう思うのです。
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